派遣バックレは次別の派遣会社に行ってもばれるもの。バックレしないためには

派遣 バックレ スタッフバージョン
 
 
◆一言で言うと
 
バックレるとカルマたまりそう
 
◆導入
 
 
"派遣初めて3日目で業務の難しさからくる疲れなのか、精神的な疲れなのかわからないですが体調不良で休んでしまいました。
 
まだ3日目なのに、なんなんこいつって企業に思われてるよな〜。気まづい。仕事もしんどいしもうバックレたい。でもその後が怖い。"
 
このような悩みが知恵袋にたくさん投稿されています。
 
急な家庭の事情だったり、業務がきつかったり、職場の人が合わなかったり、色んな理由ですぐにこの職場をやめたい。と思うことは一生に一度くらいは誰でもありますよね。
 
今私は派遣会社で営業をしていて、派遣社員がバックレ後の悲惨な状況を知っているので、バックレを検討している人にはこう言います。
 
「ちょっと待って!一旦派遣会社に相談してうまくやれる方法を考えた方がいい。このまま何も言わずに勝手ばっくれても次の仕事悪い影響しかないよ。」
 
これはバックレる人がブッチしても他社に行ったらいいじゃん!とかどうせ直接雇用の仕事目指すし関係ない。と思っていても、次の仕事には確実に不利になります。
 
6年間派遣会社で営業をしてきた私なら、
バックレる時に必ず気になる損害賠償があるのか、保険や給与はどうなるの?というところから、バックレ社員への派遣会社の対応の仕方と裏事情について話をしていきます。
 
そしてなぜ勝手にばっくれたら次の仕事に不利になるのか?自分が次の仕事影響しないようにする方法も説明していきます。
 
◆◆H3:ばっくれた場合損害賠償は払わないといけないの?給与は?保険は?
※ここのH3はメモとしてお読みください。
 
損害賠償は払わなくていい。
そもそも派遣とは1時間あたりの労働力の提供。誰でもいい。
損害賠償は直接損害は直接金額の損失があった際に払うものであって、1人いなくなったからといって大きくお金が動くことはない。
ばっくれた派遣社員のために損害賠償の訴訟を起こす手間とコストの方が勿体無いわ。
 
◉h2 給与は?
働いた時間だけ支払われる。それは上の考えの通り1時間あたりの労働力の提供だからです。
 
◉h2 保険は?
雇用保険は契約が終了した日まで
社会保険は月末に在籍している会社の保険料金を払う。
なければ国民保険
 
 
◆H3:派遣会社の対応
※ここも書く内容だけピックアップしてます
電話かけまくる?家まで来るのか?派遣会社にいかないとダメなの?ブラックリストに載るのか?よくバックレる人はいるのか?
 
◆H3:なぜ急にバックレるのは良くないのか?
 
まず明日にでも出社拒否したい。もうあの場に1日8時間いるのが耐えられない。動悸がするわ。という気持ちになるほどバックれたい気持ちが強くなることがあったとします。
 
今の派遣会社には迷惑かけても、他社で登録し直せばやめた事情はバレないから問題ないでしょと思う人もいると思います。
 
でもそんな時に一度立ち止まって考えて見てください。
バックレた時の次の仕事の影響が大きく3種類あります。
 
1、同じ派遣会社から今後の案内案内してほしい時
ばっくれた時の派遣会社の対応は上の◆H3:派遣会社の対応で詳しく書きましたが、ばっくれたら基本的には次から仕事案内が来ないと思っておいたほうがいいでしょう。完全に派遣スタッフ都合であれば案内注意!のブラックリストにのります。
 
2、他の派遣会社や直接雇用での仕事を考えている時から案内
今の派遣会社が無理なら他社や直接雇用なら情報わかんないっしょ!と思いますが採用のプロを舐めてはいけません。
まず次仕事を探すときには今の派遣会社でなぜ辞めたのかの情報はもちろんわかりませんが、まず期間が短かったり退職理由をあいまいにいうと完全に怪しまられます。
派遣会社や会社の採用担当は何千もの職歴書を見ているのできかんが期間や退職理由に矛盾を感じるともしかしたらばっくれたのかもと察知します。
結構企業の人事の目線は派遣会社よりも厳しくて、派遣会社は多くの人を派遣したいので多少の問題は目を瞑ることはありますが、人事は採用で失敗した人の対応で苦労しているので、採用する際はくまなく退職理由を聞いたりと慎重になります。
 
しかも怖いのが嫌な形で今の派遣をやめた時に、今の派遣先があなたの交代では派遣社員を新たに募集することがあります。そこで何社かに声をかけたら、自分が新しい会社に登録しても「あっ!この人がやめた人か〜」と色んな派遣会社にあなたがなぜやめたか、どんな態度だったのか情報がわかってしまうんですね。
 
他にも、職歴で派遣での就業が全部違うの派遣会社になっている場合は同じ会社から次の仕事案内がいかないのはおかはさいとなりますし、短い職歴が多い、職歴と職歴の間の空白期間が空いている時は何をしていたの?とたくさん矛盾を感じるポイントはあります。
 
 
3、バックレ体質がついてしまう
ここが一番重要でバックレを一度してしまうとそれが癖になるというか、ばっくれなくても無意識のところでその体質が出てしまい、就職活動の際のデメリットになります。
 
どいういうことかというと、ブッチする人ってぶっちゃけもう派遣会社にも相談せずブッチしてもいいかなと思うくらいなので自分のことしか考えてないんですよ。その自己中感が派遣で登録する時、仕事案内した時、職場見学時、決定後など色んなところに節々ににじみ出てるんです。
(ご家庭など本当にやむを得ない事情でやめた方は別ですよ)
 
この自己中感をここではバックレ体質と呼ぶことにします。
 
バックレ体質とは私が勝手に作った造語ですが、派遣会社や採用担当者が察知するようなすぐやめてしまう人の共通の癖が出てしまいます。
 
★すぐやめる人共通点を書き出す
 
例えば登録前からドタキャンや日程変更
多い、仕事案内時も「大丈夫です」の一点張りで全く相手の感情の読めない、職場見学の時に前の会社の悪口をいうなど、自分の癖が出てしまうこともあります。
 
派遣会社は2の職歴の多さや矛盾に加えて、
登録時から3のどれかの要素が加わると、仕事の案内はしないでおこうという判断になってしまうので要注意です。
 
正直癖を直すのは難しいのでなるべくバックレないように気をつけるしかないです。
 
◆H3:ばっくれたい時はどうしたらいいのか?
 
◉h2 働く側(ばっくれたい側)
 
h1 自己都合の場合
まずはいち早く少しでも仕事をしていて気になる、不安に感じることがあったらすぐに営業担当に相談することです。
 
長く続けられないと判断する前に、すぐにバックレたいと思う前に、
仕事内容や職場の人間関係、仕事のやり方など、その問題が客観的に見て改善することができるのであれば、営業から企業に相談してもらうこと。
 
そして初回の契約期間までは働くこと
ぶっちゃけ派遣会社は初回契約期間も守れなかった人は相当な会社側の非がない限りは次の仕事案内を躊躇します。
 
初回契約が守れなくても、折り合いをつけて後任が入るまでなんとか頑張るとか、早急に引き継ぎマニュアルは作るとか、会社への歩み寄りの姿勢は次の仕事案内をするかの評価の分かれ目になります。
 
h1 企業都合の場合
明らかに企業が業務縮小、お局さんが仕事を全く教えない、以上に高いスキルを求めるなど企業都合でスタッフがやめた場合は
そこまで耐えられないかと少し忍耐力は気になりますが、今の派遣会社は仕事は案内していきます。
 
 

派遣面接職場見学の決め手は派遣登録時から決まっていた?服装は?どんな質問がくるの?

 
 
これから派遣面接に関わるショッキングな事実をお伝えします。
 
派遣の面接に行くことが決まったら、普通どんな服装がいいんだろう、ぶっちゃけどんな質問されてどう答えるのが正解?と思いますし、一生懸命会社HP調べてどうアピールしようか考えますよね。
 
実はこのようにあなたが準備していることは全く重要ではありません。
 
面接が受かるかどうかはぶっちゃけ派遣の営業担当にどんな印象を持たれるかで決まってしまうんです。そもそも派遣に登録に行く前からあなたの印象は見られているんです。
 
え?営業担当って面接一緒についてきてくれて一緒に企業にアピールしてくれる味方じゃないの?と思うと思います。
 
味方と思わない方がいいです。
営業は企業からお金をもらっているから企業よりです。
営業は派遣スタッフの登録前から派遣登録、仕事案内から面談調整までの一通りのやり取りの総合評価で、企業に提案します。
どこかで✖︎がついてしまうとTHE ENDです。
 
しかも営業も人なので派遣スタッフの態度によってもモチベーションが変わってしまいます。
 
そんなのアリ?ちゃんと平等にやってよ!と思いますよね。悔しいからうまく営業担当を使ってやる!スタンスで行った方がいいです。バカ正直にすると損します。
 
今回の記事では面接で決まるために一番大切なこと(登録前からの印象と営業へのアピール)とその対応策を書いていきます。
 
その上で、面接時の服装や想定される質問、他社と掛け持ちしていた場合の進め方について、企業のリアルな意見を反映させてお伝えします。
 
◆最も大切なこと 
 
そんなこと言っても派遣会社がお仕事決めるのが仕事でしょうが!とお叱りの声を頂きそうです。
ですが、最も大事なことは営業担当に営業をかけることなんです。
面接で受かるかどうかは営業への印象が8割を占めると言っても過言ではありません。
 
今からその理由を説明していきます。
 
◉h2;面接に受かるために大切なのは企業への印象をいかに残せるか
 
面接に受かるために大切なのは「どれだけアピールして企業への印象を残せるか」です。
当たり前ですよね。そして普通は企業へ印象を残す場は面接と履歴書と思い、そこに必死になります。
実は印象を残すチャンスは、履歴書提出時、面接時以外に、意外に大きいのは派遣登録営業担当からの最初の提案と最後の一押しです。
 
✳︎営業担当に印象を残すことが重要な理由
そんなに派遣営業の影響って大きいのと思うかもしれませんがこれが舐めてはいけません。
 
ここからは派遣会社の裏事情になりますが、そもそも派遣営業は企業担当者とずぶずぶの関係です。(賄賂とかそういう悪い意味ではありませんよ。)
具体的に言うと、あなたが営業担当に話したこは全部企業に伝わっててもおかしくないと思ってください。
あと、登録前から面接が終わる今の今までのやり取りや態度、発言はどこでどう企業に伝わるかわかりません。
要は営業担当に言ったことは企業に内通していて筒抜け状態ということです!
 
なんでそうなるの?と思いますが前提として営業は企業に多く派遣することが自分の営業成績になります。営業の仕事って成績あげることですからね。
それじゃあ成績あげるためにどうするかっていうと企業とたくさん話して企業に合う人を提案するのが一番です。
そのためにはスタッフのありとあらゆる情報はいい面も悪い面も含め伝えます。
 
決まるためにはいい情報しか言わないんじゃないの?と思うかもしれませんが、採用決定後するだけが仕事だったらいいんですが、派遣は数ヶ月更新で継続的に勤務してもらうことが成績になります。
だからできるだけ決まった人には長くいてもらうことが大事になります。
 
後は就業してから問題を起こされては本末転倒です。はいってからすぐにお局化したり、スタッフのことを面接でよく見せすぎて入ってから実際仕事できないじゃん!と言われ、急遽契約を切りたいと言われる。など問題が起こったら今まで築いてきたずぶずぶの関係も水の泡です。なので登録前の派遣スタッフの様子から気にするぐらい慎重になるんですよね。
 
私も苦い経験があります。新卒で派遣会社に入って2、3年目までは決まればいいや!と細かいことは気にせずどんどん就業決定する企業を増やしていきました。
入って1ヶ月後その爪の甘さからスキル不足、無断欠勤、人間関係の相談で1日2時間電話フォローが必要なスタッフなど問題が浮き彫りになりました。これで企業からスタッフの終了を言い渡され、企業との取引はなくなるは、クレーム対応に時間が使われて成績はガタ落ちしていいことが全くありませんでいした。
 
そこで「あ、最初だけ良くても意味がないんだ。企業と同じ目線で営業しないと長く続かない。今まで企業にどう良く見せるか考えてたけど、これからは企業さんが本当に求めていることを考えよう。」と視点を切り替えることにしました。
 
なので提案するスタッフについては企業が気になるポイントはなるべく伝えてるんです。
 
例えば実際にあったケースですが、企業さんがマナーがきっちりしてて、周りとの報連相をしっかりできる方を求めているとします。
営業担当は前自分の会社から派遣での就業歴がある方は就業態度がわかりますが、新しく登録に来た人はわからないんです。
 
だから派遣登録時のマナーや服装で判断したり、この仕事の面接に行くまでの営業担当との電話のやり取り(仕事案内の電話や日程調整など)ですぐに電話が繋がりやすいか?折り返しはすぐにかかってくるのか?営業担当との会話で自然に質問が出たり、積極性
見られるかなど、こまか〜いところを営業は見て企業に伝えるしかないんです。
 
営業はお金をもらっている企業さんとトラブルを起こしたくないですからね。
 
なので場合によっては面接後企業へこのスタッフ決めてください!と猛プッシュしないこともあります。
今までの派遣スタッフと営業とのやり取りをしていて、連絡しても全然電話が繋がらないとか、退職理由で職場の人間関係
嫌でやめた。とか聞いてしまうと「これ、もし決まっても入ってから大変になるかもなぁ。ちょっと決めたいけどこの人プッシュするのやめとこ。」と思うこともあります。
 
✳︎面接で営業の印象が大切な理由
そもそも履歴書や面接の時にどうアピールするかも、営業担当が企業の求めるポイントをわかってなければ準備しても的外れなことになります。
 
後は営業が企業にこの方が候補者ですよ!と最初に報告する時にどう印象を伝えるかが大事です。
そして面接が終わって迷っている企業に、
営業担当が「この人Excelスキルは基礎レベルですが、自分から具体的に本買っていてExcel復習してます!って言ってたので意欲はありすぎますよ。派遣登録に来た時も積極的に質問をしていて今まで登録に来た人の中では目立つくらい好印象だったと面談担当が言ってました。ぜひ決めてください!」と言えるか、
「この方ちょっと今日連絡繋がってないので、本人が最終的に就業を希望するかは確認でき次第連絡しますね。遅くなってすみません。」と企業に言うかで就業決定するかどうかは明らかですよね。
 
 
 
◆H3:派遣面接質問
 
じゃあこれを踏まえて実際企業からくるたくさんの質問にどう答えたらいいでしょうか。
後日書いていきます。
 
◆H3:派遣面接服装
 
しつこくいいすぎかもしれませんが、まず営業担当に聞いた方がいいです。
営業担当は企業と会っているのでどんな服装が印象いいかわかります。
 
一般的にはダーク目(黒、青、白)のスーツがベストです。
 
カバン、私服、意外と気を使いにくいけど重要なのが靴です。
中途半端な靴下を履いていて落ちた人がいます。

派遣やめたいと思った時に立ち止まること損害賠償?給与は?

◆導入
 
1ヶ月でやめたい例
 
3つの事例を2行で
 
「就業前の職場見学の時は業務内容がなんとなくイメージできていたつもりだったけど、実際入ってみると思ったよりハード。
この量とスピードについていけるか不安だけどとりあえず1ヶ月頑張ってみよう。」
 
派遣開始してからすぐはこんな不安をかかえながら業務をすることがほとんどだと思いa,,ます。
 
私は70人派遣スタッフを担当していますが、大体20%は最初の1ヶ月で仕事が合わない、続けられるか不安という声をもらいます。
 
ここで一番伝えたいことは、辞めるにしても辞めないにしてもどこかで妥協しないと自分が損してしまうということです。
辞めたい!と相談がくることもあるんですがぶっちゃけすぐに辞めれて次のいいお仕事を案内してもらえることはまずないです。
辞めるにしてもどう辞めるかが次のお仕事案内できるかの最大のポイントになります。
 
実際に派遣をやめたいと思う理由は3種類あります。
1、企業が悪い
2、派遣スタッフが悪い
3、派遣会社が悪い
 
どの事例でも一番気になるのは実際に契約途中で辞めても大丈夫なのか?こちらから辞めて何か罰則などはあるのか?失業保険を受給すぐにできるのか?ですよね。
 
それぞれによって対処策が変わってくるので、この記事では2、派遣スタッフ自らの意思でやめたいと思った場合について書すいていきます。
 
実際に辞める時に必要な基本的な知識と契約終了になる修羅場を100回以上経験している私がどこまでがやっても大丈夫な範囲?という疑問にも答えていきます。
実際派遣会社の裏事情としてどういう風に進めると上手くいくかも私なりの意見を書いていきます。
 
◆ 契約期間 契約途中で終了できる?
まずもって知っておいた方がいいことが今契約書に結ばれている契約期間を守ることが前提です。契約期間途中で終了は普通にあってはならないことです。
どんな理由があってもそこを途中までで辞めようとしているんだから、「契約を守っていない」という時点で派遣社員の方が不利になります。
急遽やめたい場合は1件1件対応の仕方は千差万別なので個別に対応します。
 
◆派遣 やめたい 罰則
派遣社員への罰則はありません。
デメリットとしては理由によって次の仕事の案内をしてもらえなくなる可能性が高いです。元々ベテランの派遣スタッフの方はそもそも何社か登録してますし、今の所でなければ別の会社からも並行して登録していて案内をお願いするケースもよくあります。
 
◆派遣 やめたい 失業保険 自己都合
 
契約途中終了で終了しても失業保険はすぐ出るの?自己都合になってしまうの?
など今後のお金のことが気になります。
 
まずそもそもの失業保険の仕組みについて整理します。
失業保険は会社を失業した際にもらえるものでこまかな条件があります。
今までの雇用継続期間と退職理由によって受給資格、受給額が変わってくるので、自分がどういう条件で失業保険がもらえるかは必ず辞めることを相談する前にハローワークに相談するのがベストです。
 
失業保険がいつ受給できるかは派遣会社が今回の終了理由を社内で記録に残してそれをベースに離職票を作ります。
ハローワークがその離職票を見て、自分から退職理由を話してそれを元に判断されます。
大体離職票の発行ができるのがバラバラで早い所は1週間くらい、遅い所は1ヶ月程度かかることもあります。
 
実際にあったケースですが企業都合で失業保険がもらえると思っていたのに蓋を開けてみると自己都合で派遣会社営業が申請をしていて、待機期間が長くなってしまったという例はよくある話です。
営業担当にもこのケースはどうなるか、社内でどう報告をあげてくれるのかも確認を必ずした方がいいです。
 
 
◆派遣 やめたい 流れ 
まず最初にもし派遣の仕事を辞めたいと思った時にどういう流れで進んでいくのか、まず全体像を掴んでいきましょう。派遣会社の裏事情も踏まえながら話していきます。
 
◉やめたいと思ったら すぐ辞めれる?
やめたいと思ってから実際辞めるのって結構大変なんですよ。離婚まで行かないですけど派遣会社と派遣先との話し合いも必要だし、スムーズにいかないこともあります。
最低でも辞める相談をしてから1週間、後任を募集するということも考えると2週間から1ヶ月が妥当なところです。
 
◉派遣会社に相談
具体的な流れを1つ例を出して説明します。
Aさんは1週間前に入社をしてお電話をお客様に1日40件かける仕事をしています。
職場見学の時に聞いていましたが思ったより専用端末に登録したり、電話で難しいことを言われることもあって、1ヶ月頑張ってみたけどもう継続するのは無理!という気持ちとなりました。
 
まずは派遣会社に辞めたいことを相談したら、まず最初に「そもそも今の環境で業務改善できないか企業に相談したい」ということになりました。
 
!ポイント!
そうなんです、派遣会社としてはできるだけ1人の派遣スタッフに長くいてもらえた方がいいですし、元々職場見学で聞いていた内容と違ったらそれは業務内容が逸脱してますよねと企業に注意します。
 
まぁ私がやってる限りだと辞めたいと思ってる人が環境改善で継続できるようになったことはあんまりないですけどね。
 
◉派遣先に相談 理由
現在の業務内容の改善を派遣先に促しても難しい場合は終了のご相談をします。
 
そもそも担当者と話をするのに数日かかります。
結局派遣先に急遽スタッフの件でお話したいと伝えましたが、出張で中々アポ取れず相談から3日後に派遣会社営業が企業担当者に話をしました。
 
問題なく終わればいいですが、今回長期で働いてほしいと企業は言っているのに、派遣社員が1ヶ月でやめようとしているのでクレームになりました。契約期間上はあと2ヶ月あるのでせめてそこまではいてほしい。
でも派遣スタッフは明日にでも辞めたいほど業務がパンパンになっていますね。
後任はどうするか、引き継ぎはできるのか、どれくらいするのかという話し合いも行う必要があります。
 
◉やめたい 理由
あとは派遣会社や就業先にどういう理由で退職したいというか、ここが大切です。
 
ぶっちゃけ企業さんの派遣社員の退職する申し出と理由を聞いても「実際他にも理由あるんでしょ。」と最初から嘘とわかっている方がほとんどです。
 
そもそも企業が求めてることってこの業務を滞りなく進めてくれる人がいてほしい。
まぁ一人の人が長くいてくれると一番いいよね。と思ってます。
 
だから私は派遣会社として正直に理由を言おうというスタンスでしています!
他の派遣会社だと自分たちが悪いと思われたくないので隠すと思いますよ。
 
正直業務パンパンで追いつきません。と伝えました。
 
辞めるとなった時に気をつけたいのが、
辞めるにしても後任がいるまでいてほしい、
辞めるまでの期間気まずくないようにしたいですよね。
 
ここで私が伝えたい妥協してほしいということですが、
実はここでどう対応するかが次のお仕事を案内できるかの分かれ道になります。
自分勝手に業務が嫌だからと辞めてしまうともう案内はいきません。
そこで後任が入るまでは頑張ってもらう、今の契約期間までは守るとちゃんとしてもらえたら、次のも仕事を案内できる可能性が高いです。
要はちゃんとお仕事をお願いできそうかということです。
 
◆派遣辞めたい 本当の理由
 
実際に派遣先をやめるのは退職理由によって進め方も異なります。
体調不良、親の介護、職場の人間関係が嫌だから、業務が多い、少ない、残業が多すぎる。
 
わたしがずっと大切にしてきたことですが、辞めたいと言われた時は本音を大事にしたいと思っています。
みんな体調不良や家族のかいごとか嘘で退職理由で辞める人が多いです。
 
企業も本当は仕事の指示の出し方に問題
あるのに、嘘の退職理由で辞められたら後任の人も同じことを繰り返します。
 
もし本当のことを言ったら仕事の出し方を直してもらえるかもしれないのにそのチャンスもなくなります。
 
正直根本的には状況の共有、コミュニケーションが取れていれば辞めたくなるまできつくなることはありません。
 
これは企業、派遣会社、派遣スタッフみんなが必要なことですが、情報の食い違いや捉え間違いでしんどくなっていることが多いです。
 
例えば企業がたくさんスタッフの仕事を注意するのでスタッフは自信をなくしてたが、
企業としてはすごくスタッフを評価してて期待しているからたくさん注意して改善してほしかった。ということがありました。
私も二人のすれ違いを解消してあげればよかったのにスタッフは気づかないまま辞めて行きました。
 
仕事内容が思ったのと違ったけど職場のみんながすごくいい人ばかりです!と喜んで働いてくれている人もいます。
 
どんな理由であっても情報を共有していればそこでかいぜんできることも大いにあると思います。
 
◆まとめ
今までたくさん1ヶ月以内で辞める人を見てきました。派遣社員さん都合、企業都合、派遣会社の都合諸々ありました。
 
どれにも共通しても次仕事を探す時に気をつけられることは、その職場環境や仕事内容などを派遣社員が入っているが会社かどうか確認することです。
取引がないと実際に働いた情報がわからないとギャップも生じやすいです。
 
後はできる限り職場見学で環境や仕事のやり方など自分がネックになりそうな部分を聞いておくことです。
詳しく聞く分には積極性ととらえられるのでなんら支障はありません。
 
どこまで妥協できてどこは守りたいのか自分の中で明確にしましょう。